先日、家族で新潟県と福島県にまたがる、日本三大ダムの一つ『奥只見ダム』に行って来ました!
目的は娘の初めてのダム‼︎
そして、船‼︎(遊覧船)
しゅっぱーつ٩( 'ω' )وと張り切って朝早くから車で向かいました。
が、遊覧船乗り場までの道のりが最高に恐怖でした(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
その名も、奥只見シルバーライン
奥只見ダムを作るために、資材を運ぶ専用の道路として山を切り崩して作られたこの道は、なんと、19のトンネルが続き、全長22kmのうち18kmがトンネルという、運転手泣かせの道路。
特に奥只見への手前には3つのトンネルが10km以上つながっています。壁面はゴツゴツした岩肌で狭い車幅の道をおそるおそる走っていると、でっかい観光バスが隣の反対車線で向かってくるではありませんか(´༎ຶོρ༎ຶོ`)(´༎ຶོρ༎ຶོ`)(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
おーまいがー‼︎
中央線は反射板のようなものが点々と光っているだけで、ちょっと運転をミスれば対向車にも岩肌にもぶつかる、ヒヤヒヤものの道路でした(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
山の中のトンネルはとてもひんやりしていて湿度が高いので、トンネルを抜けて真夏のカラッとしている空気の中に入ると、ぶわーっと一気に車の窓全てが曇るほどでした!
いよいよお待ちかねの船〜と言わんばかりにはしゃぐ3歳児とその母。
遊覧船乗り場までは駐車場からスロープカーに乗って行きます!
レトロな雰囲気の乗り場が素敵でした(*´∇`*)
スロープカー乗り場の近くにトイレがあるので、お子さんがいる方にはいいなと思いました。(遊覧船の乗り場近くにもあります)
「動いた 動いた〜‼︎」
景色がめっっちゃめちゃ綺麗です!
なんと立派な遊覧船!
その名も『ファンタジア号』
↑後に船長試験で出るので要チェック‼︎
遊覧船の中で船長さんの制服に着替えて、敬礼の練習^_^
手の平を見せないように教えてもらい、号令とともに敬礼‼︎(`_´)ゞ
順番に名前を呼ばれるので、それまでダムや船についてのお勉強♫
『子ども船長航海日誌』という、冊子をもらい、船長さんがする点検や確認を一緒にやります。
長女は真剣にチェック項目に丸をつけていました^_^
( )の中に丸をつけるのではなく、( )の外に丸をつけるという、斬新なチェック。
そして、外の景色を見ないという贅沢。
船長さんの話は大人も聞いていても発見があり、小学生は夏休みの自由研究にもできて親子で楽しめるものでした!
船長さんの喋りが上手で、久々に授業を受けているような感覚。
思わず船長さんに「先生‼︎」と言っちゃいそう。(先生にお母さん‼︎と呼んでしまった感じと似てる恥ずかしさ(*´∇`*))
いよいよ「長女船長‼︎操縦室に来てください‼︎」と呼ばれ、緊張してる娘の隣で緊張する父と母(笑)
しっかりと舵を持って、右左に旋回の指示を受け、指示通りに一生懸命に操縦する長女。
子ども船長用のフェイクの舵だけど、1番の特等席で舵をきって実際に体験できるのは最高のリアル船ごっこです!すごく良い経験ができたと思います。
最後に写真撮ってもらってその場でプレゼントしてくれます^_^
船の甲板に出ると爽やかな風が吹き、青い空と緑の山々がとても綺麗で、異国に来たような感覚になりました。
最後に子ども船長になった証のスタンプを名札の裏に押してもらい、子ども船長体験は終了しました。
帰りはまたスロープカーに乗って行くのですが、駐車場の広場には飲食店やお土産やさんもあります。(子どもが車移動で寝る前に遊んですぐにご飯が食べれてありがたい‼︎)
広い座敷とテーブル席があるので、小さいお子さんがいてものびのび過ごせました!
大きなきゅうりの一本漬けと岩魚の定食を頼み、良い景色を見ながらより美味しく頂くことができました♫
きゅうりなんて、子どもが持つとほぼバット。
夏場の山の中はとにかくアブやブヨが多く虫除けが必要で、びっくりするほどデカいので要注意です!
大自然でのびのび育ったんだな〜と思わせるほどで、小さな生き物に怯える人間の弱さも感じました。
娘達は船に乗ったことも初めてで、ましてや運転なんて滅多に経験できることではありません。 滅多に経験できない刺激を味わえたことが長女にとって大きな収穫になったことでしょう。
人見知り・場所見知りをする長女ですが、知らない大勢の前で名前を呼ばれて返事をする緊張感や実際になりきってお仕事の経験をさせてもらった高揚感は、また一つ長女を大きくしてくれたと思います。