長女は髪の毛が天然パーマでくるくるなのです。
私はそんな長女の髪がとっても好きで、茶色のくるくるはみんなとは違う個性だと思い、誇らしく感じます。
もし、周りから「変なくるくる」なんて言われる事があっても、自分はくるくる大好きだもん!と胸張って言えるくらい、個性を好きになってもらいたいと思っています。
今回は長女とリンクするようなお話です。
『わたしは あかねこ』
作 サトシンさん
絵 西村敏雄さん
の作品です。
黒猫のパパと白猫のママから生まれた5匹の兄妹で1匹だけ赤色の毛をした主人公の"わたし"
"わたし"はステキな赤色が気に入っていたのに、みんなはそんな姿がおかしい・可哀想と言って黒か白にしようと試みる。
"わたし"は赤色が好きなのに、個性を分かってくれない悲しさを感じていた。
ある日、青猫くんと出会って"わたし"を素敵だと言ってくれた。
そして、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7匹色違いの子猫が生まれ、寂しく過ごしてた赤猫の"わたし"が幸せに暮らす。
[読んでみて]
主人公の"わたし"の心の声を読んでいるようなスタイルで、「〜したの。」「〜したんだって。」と"わたし"が読み手に語りかけているような口調が、この絵本の魅力の1つ。
娘達には、自分を大切にし自分自身を大好きになってもらいたいなと、この絵本から感銘を受けました。
また、違う個性を受け入れる寛大な心も持てたら、きっと周りのみんなも娘達のことを好きになってくれるということを伝えたいと思えた、素敵な絵本でした!!
"みんな違ってみんないい"
と小学校の道徳の時間に習った覚えがありますが、それを未就学児でも分かりやすく教えてくれる1冊でした。
3歳児の長女は、「もう一回読んで!」と言って何度も楽しんでいます!