14匹シリーズと聞いて、ぴんときた人は絵本が大好きな人なんでしょうね❣️
いわむら かずおさんの作品の絵本で、「14ひきの〇〇」という、題で14匹のねずみが色々な経験をするシリーズのことです🐭
14ひきの ひっこし
今娘が1番好きな絵本の一つで、特に「14ひきのひっこし」は毎日必ず一回は読んでいます!
まず、絵が優しく淡いタッチで、ほんわか温かい気持ちになります♡
絵はとっても細かく、自然の中の葉っぱや生き物、空の色や水の波打つ様子が本当によく描かれています✨
ねずみ達以外はリアルに近い繊細な絵になっているので、まるで本当にそんな世界があるようにも感じます。
ねずみ達はお話したり、感情があったり、お料理したり、家を作ったり…と人間に近い生活をしてるので、子どもにとっては身近に感じられるのだと思います!
また、子どもだけでなく、大人の私も大好きな理由が3つあります!
1つ目は、この作品はほとんどが絵で、字は1番下の1行だけなのです。
そのため、とても読みやすく、下の方を持って読んでも指が絵を邪魔しないので、子どもが絵の世界観に入り込みやすいのです。
2つ目は、絵がとっても細かいので、文が少なくても、じっくり絵を見ながら子どもと色々な発見ができるのです。
「こんなところにてんとう虫がいるね!」
「こっそり木ノ実食べてる子がいるね!」
と、いわむらかずおさんの遊び心がところどころに散りばめられてて、見るたびに新たな発見ができます!
3つ目は、文章に「」がないのです。
例えば、てを ふって あいずしてるの だれ?の一文なんかは、読み手の私が娘に質問しているように読めて、親子一緒に楽しめるのがとてもいいなと感じました。
つまり、あたかも読み手が話しかけているかのような雰囲気で読み進められるので、子どもも安心して聞いていられるのではないでしょうか。