ログハウスで子育て始めました★

保育士ママが6歳と3歳の姉妹を子育てしています。2020年にログの新築建てました★ズドーンと気分が乗らない日は、そんな日もあると思って(そうでなくても)プシューっと1杯飲んでます。一緒にゆるく楽しく過ごせたらと思い、日常を発信していきます。

絵本に興味がない子

私が元保育士と知っているママから、絵本に興味がないみたいで…と相談してもらったことがありました。

 

大事な友だちのお子様なので、色々と伏せる部分がありますが、同じような様子で同じように気になっている保護者の方がおられるのかなと思い、少しだけその子の実態に触れて私なりの見解で絵本を紹介していけたらと思います。

 

その子の様子

・当時は1歳半くらい

・男の子

・支援センターなどでお話の時間が始まる時に、みんなと揃ってじっと話が聞けず、ぱーっと走ってしまって絵本自体に興味が持てない

・家ではお母さんが読み聞かせをしようとしても次から次へページをめくりたがるので、読み聞かせどころではない

・特にこれが好きというものはないが、動物や乗り物などが気になるようで、指さしをしている

・遊びも転々としているので、集中が続かない

 

以上のことから、もしかしたら本に興味がないんじゃなくて、興味をひくものであれば自分から見ようとする姿が育つのではないかと考えました。そして、集中が続かないとのことだったので、興味のあった本を繰り返しみるのも一つの手だと考えました。

 

まず、ページをめくりたがるということだったので、音が出たり、色々な感触を楽しめる絵本を勧めました。きっと次は何かな?と、とても興味関心の高い子なんだろうなと思い、次々に違う音や感触が変わる絵本だと興味が湧くだろうと、これらを勧めました。

 

脳科学からうまれた あなぽこえほん (音のでる知育絵本)

脳科学からうまれた あなぽこえほん (音のでる知育絵本)

 

 

 

ぴよちゃんとさわってあそぼ!ふわふわだあれ?

ぴよちゃんとさわってあそぼ!ふわふわだあれ?

 

 




 そして次に集中力が続かないことについては、まだ1歳半くらいだと言葉の習得をし始める時期なので、私達が無理に英語を聞いても耳を閉ざしてしまうのと同じように、少し難しくて嫌だった可能性もあります。

そこで、擬音を視覚で表した、五味太郎さんの「もこ もこ もこ」を勧めました。

 

もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

もこもこもこ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

 

 

読み手の読み方次第で雰囲気も変わるし、なにより擬音を使った言葉遊びは、言葉の習得時期から楽しめるので、この本を勧めました。

 

あれから1年、お子さんも大きく成長し、心も体もお兄さんになり、絵本を集中して読むことができるようになったそうです。

アドバイス後の様子は、やはり文章で読み進めるよりも感覚的に楽しめる本の方が興味を持ったそうで、おこがまししいですが少しでも力になれたような気がして嬉しい気持ちになりました。